一期一会。−2−
「彩羽様と仰るのですね」
『…うん』
昼間に会うとキャラが狂う。
“王蝶”の名残で有功に冷たくしてしまう。
「…彩羽、て呼んでいい?」
『いいてますよ』
「…敬語、なし」
『…えっ、…うん』
「刻、て呼んで」
刻は、大きくてダボッとしてるパーカーの袖を口元に添えて萌え袖状態。
いや、可愛いかよ!
刻は、落ち着いているけど、有功はキョロキョロと私の家を目に収めている。
…というか、焼き付けている??
「お、来たな」
「叩き起こしてごめんね〜、刻」
叩き起こしたんかいっ!
「わ〜、集結しちゃったね」
『うん』
味方が6人もいれば、きっと作戦はいい方向に進んでいく気がした。
そして、私プラス3校の話し合いが始まる。
「…僕、ハッカーする。
古立組の屋敷、調べる」
『ん?は、ハッカー?』
抗争の舞台は、古立組の屋敷。
でかい屋敷をどうやって調べようかと話していたところ、刻がポツリと言った。
『…うん』
昼間に会うとキャラが狂う。
“王蝶”の名残で有功に冷たくしてしまう。
「…彩羽、て呼んでいい?」
『いいてますよ』
「…敬語、なし」
『…えっ、…うん』
「刻、て呼んで」
刻は、大きくてダボッとしてるパーカーの袖を口元に添えて萌え袖状態。
いや、可愛いかよ!
刻は、落ち着いているけど、有功はキョロキョロと私の家を目に収めている。
…というか、焼き付けている??
「お、来たな」
「叩き起こしてごめんね〜、刻」
叩き起こしたんかいっ!
「わ〜、集結しちゃったね」
『うん』
味方が6人もいれば、きっと作戦はいい方向に進んでいく気がした。
そして、私プラス3校の話し合いが始まる。
「…僕、ハッカーする。
古立組の屋敷、調べる」
『ん?は、ハッカー?』
抗争の舞台は、古立組の屋敷。
でかい屋敷をどうやって調べようかと話していたところ、刻がポツリと言った。