一期一会。−2−
跪く私と、和の視線がぶつかる。
ナイスリアクションだよ、若。
いや、まさか、いるとは思わないよね。
「…中へ、入れ」
辛うじて、演技にノッてくれる和に一礼して中に入った。
パタリ、と襖が閉じられ、私と和は再び向かい合う。
「…お前、本気で、何してんの?」
今日は何の日か知ってる…?と呆れ顔の和に私はやれやれとお手上げのポーズ。
知ってる上で、来てるに決まってるじゃん。
『言ったでしょ、何があっても離れないって。
迎えに来たんだよ』
出来れば、私と一緒に来てほしい。
…っていうか、来てくれなきゃ帰れないし。
手を差し出して笑うと、和は目を伏せて、そっと首を横に振る。
「…行けないよ。
俺一人だけ、そっち側には…行けない」
『…どうして?』
和くらい、救われたっていいじゃん。
沢山、苦しんで来たはずなのに。
どうして、共に地獄へ堕ちようとするの?
私の質問に、和は薄く微笑った。
ー…今までで、一番辛そうに。
ナイスリアクションだよ、若。
いや、まさか、いるとは思わないよね。
「…中へ、入れ」
辛うじて、演技にノッてくれる和に一礼して中に入った。
パタリ、と襖が閉じられ、私と和は再び向かい合う。
「…お前、本気で、何してんの?」
今日は何の日か知ってる…?と呆れ顔の和に私はやれやれとお手上げのポーズ。
知ってる上で、来てるに決まってるじゃん。
『言ったでしょ、何があっても離れないって。
迎えに来たんだよ』
出来れば、私と一緒に来てほしい。
…っていうか、来てくれなきゃ帰れないし。
手を差し出して笑うと、和は目を伏せて、そっと首を横に振る。
「…行けないよ。
俺一人だけ、そっち側には…行けない」
『…どうして?』
和くらい、救われたっていいじゃん。
沢山、苦しんで来たはずなのに。
どうして、共に地獄へ堕ちようとするの?
私の質問に、和は薄く微笑った。
ー…今までで、一番辛そうに。