とある公爵令嬢の華麗なる遊戯〜私、絶対に婚約破棄してみせます〜


兄さんって…この人が騎士団の副団長をしてるっていう…。


「今日は、午後から非番だったんだ…それより、お前こそこんなところでどうしたんだ?…それに、そっちの少年は…?」


そう言って、男性は不思議そうにアンと私を交互に見つめる。


「ちょうどよかった!ナイスタイミングよ、兄さん!!フロイド、紹介するわね。さっき話してた兄のハロルドよ。兄さん、こちらはフロイド…さっき、私を助けてけれたの!!すっごく強いし、剣の腕も確かよ。騎士団にどうかなって声をかけてたの」


「へぇ。剣が使えるのか…アンがそんな風に言うなんてなかなかなくてね…君、年齢は?」
 


アンの話に興味を持ったのか、ジッと私を観察するように男性…いや、ハロルドが問いかけてきた。


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