【コミカライズ決定】婚約者の浮気相手が子を授かったので
「先ほど、転移魔法でヘンリッキさんたちに手紙を送った。そうしたら、すぐに返事がきた」
エルランドだけでなく、両親の行動の早さにもファンヌは目を白黒させてしまう。
「これだ」
エルランドが一通の封書を渡してきた。封が開けられているのは、エルランドが中身を確認したからだろう。ファンヌは恐る恐る封の中から、便箋を取り出した。
「何ですか? これ」
便箋に大きく書かれていたのは『レ』のみ。その下に両親の署名。ぱっと見たら、両親の名前しか書かれていない手紙にも見える。
「つまり、許可をするという意味だろう。君の両親も急いでいたのだろうな。すぐさま確認をして、署名をいれてくれた。まあ、オレが急ぎで返事が欲しいと書いたからだと思うが」
一体彼がどのような内容の手紙を両親に送ったのか、内容が気になるところであったが、たった一筆の内容を返事として送ってきた両親の方が気になって仕方ない。
(これは、間違いなくお母様の仕業よ)
ファンヌにはこの返事を書いたのは、ヒルマであると確信していた。ヘンリッキであるなら、きちんと文章を綴ってくるはず。
「ところで、エルさん。なんでこれだけで私の両親が婚約を許可するとわかるのですか?」
ヒルマとエルランドが秘密の暗号でやり取りをしているような気もして、ファンヌの心の奥にはもやもやとしたどす黒い気持ちも生まれていた。
エルランドだけでなく、両親の行動の早さにもファンヌは目を白黒させてしまう。
「これだ」
エルランドが一通の封書を渡してきた。封が開けられているのは、エルランドが中身を確認したからだろう。ファンヌは恐る恐る封の中から、便箋を取り出した。
「何ですか? これ」
便箋に大きく書かれていたのは『レ』のみ。その下に両親の署名。ぱっと見たら、両親の名前しか書かれていない手紙にも見える。
「つまり、許可をするという意味だろう。君の両親も急いでいたのだろうな。すぐさま確認をして、署名をいれてくれた。まあ、オレが急ぎで返事が欲しいと書いたからだと思うが」
一体彼がどのような内容の手紙を両親に送ったのか、内容が気になるところであったが、たった一筆の内容を返事として送ってきた両親の方が気になって仕方ない。
(これは、間違いなくお母様の仕業よ)
ファンヌにはこの返事を書いたのは、ヒルマであると確信していた。ヘンリッキであるなら、きちんと文章を綴ってくるはず。
「ところで、エルさん。なんでこれだけで私の両親が婚約を許可するとわかるのですか?」
ヒルマとエルランドが秘密の暗号でやり取りをしているような気もして、ファンヌの心の奥にはもやもやとしたどす黒い気持ちも生まれていた。