【コミカライズ決定】婚約者の浮気相手が子を授かったので
「ちっ」
苦々しく舌打ちをしたエルランドではあるが、その顔は笑っていた。
「ファンヌ。これ以上ここにいると、マルクスの邪魔になるようだからな。さっさと行くぞ」
「ああ、邪魔だ邪魔。特に色ボケしているエルランドなんて、見てられるわけがない。しっ、しっ。さっさとあっちに行け」
追い出されるようにしてファンヌとエルランドはマルクスの研究室を出た。
図書館はこの建物の隣にある。入り口には防火水槽を兼ねた池があり、池の真ん中には通路もかねた飛び石もある。池をぐるりと囲むように道もあるのだが、飛び石を飛んでいけば、最短距離で図書館に着くのだ。
もちろんファンヌはピョンピョンと飛び石を飛んでいき、エルランドはぐるりと遠回りをして図書館へと向かう。
入口の受付でマルクスからもらった許可証を見せると、地下にある書庫へと案内された。ここには、数々の論文が年代別に保管されている。論文を検索する場合は、書庫の入り口にある抄録集で確認しなければならない。エルランドが片っ端から抄録集の中身を確認し、必要な論文が納められている棚番号をファンヌに伝える。ファンヌはそこから論文を探して、机の上に積み上げていく。
その作業をお昼前まで続けていた。
苦々しく舌打ちをしたエルランドではあるが、その顔は笑っていた。
「ファンヌ。これ以上ここにいると、マルクスの邪魔になるようだからな。さっさと行くぞ」
「ああ、邪魔だ邪魔。特に色ボケしているエルランドなんて、見てられるわけがない。しっ、しっ。さっさとあっちに行け」
追い出されるようにしてファンヌとエルランドはマルクスの研究室を出た。
図書館はこの建物の隣にある。入り口には防火水槽を兼ねた池があり、池の真ん中には通路もかねた飛び石もある。池をぐるりと囲むように道もあるのだが、飛び石を飛んでいけば、最短距離で図書館に着くのだ。
もちろんファンヌはピョンピョンと飛び石を飛んでいき、エルランドはぐるりと遠回りをして図書館へと向かう。
入口の受付でマルクスからもらった許可証を見せると、地下にある書庫へと案内された。ここには、数々の論文が年代別に保管されている。論文を検索する場合は、書庫の入り口にある抄録集で確認しなければならない。エルランドが片っ端から抄録集の中身を確認し、必要な論文が納められている棚番号をファンヌに伝える。ファンヌはそこから論文を探して、机の上に積み上げていく。
その作業をお昼前まで続けていた。