冷酷な獣人王子に身代わりで嫁いだら、番(つがい)として溺愛されました
コンスタンシアは、初恋は叶わないものだと言っていた。彼もそう思っていて、そこに結婚命令が出た。
輿入れした日に会いに来られなかったのは、本当に仕事が入っていたからで。
あのあと、詫びた方が彼の本音だったとしたら――。
(――これは、まずい)
コンスタンシアは、アーサー王子に惚れていて相思相愛だ。二人は半年後に婚約する予定で動く計画を立てていた。
そんなことをミリアが悩んでいる間にも、ティータイムの時間は続いた。
感が混んでいる間に話を気のがしてしまったのか、気付いた時にはクッキーもアンドレアに食べさせられることになっていた。
おかげで、緊張感はいったん途切れることになっった。「はい、あーん」としてくる彼にはやっぱり混乱したし、まるでロイヤルファミリーに新婚を見せつけるみたいミリアは恥ずかしくなった。
「わたくしにもさせて」
「だめです。俺の特権です」
「私もしたいぞ」
「父上、こういうのは息子に譲るべきですよ。ああ、私がやったら切れそうだから、しないでおくね?」
なぜか、みんなが真似したがった。
(なんか気が抜けそう……超大国の王家のティータイムって感じがしないかも)
ミリアは、こっちの菓子も美味しい、こっちのケーキもと勧めてくる彼らを見て、母国のことを思い出した。
輿入れした日に会いに来られなかったのは、本当に仕事が入っていたからで。
あのあと、詫びた方が彼の本音だったとしたら――。
(――これは、まずい)
コンスタンシアは、アーサー王子に惚れていて相思相愛だ。二人は半年後に婚約する予定で動く計画を立てていた。
そんなことをミリアが悩んでいる間にも、ティータイムの時間は続いた。
感が混んでいる間に話を気のがしてしまったのか、気付いた時にはクッキーもアンドレアに食べさせられることになっていた。
おかげで、緊張感はいったん途切れることになっった。「はい、あーん」としてくる彼にはやっぱり混乱したし、まるでロイヤルファミリーに新婚を見せつけるみたいミリアは恥ずかしくなった。
「わたくしにもさせて」
「だめです。俺の特権です」
「私もしたいぞ」
「父上、こういうのは息子に譲るべきですよ。ああ、私がやったら切れそうだから、しないでおくね?」
なぜか、みんなが真似したがった。
(なんか気が抜けそう……超大国の王家のティータイムって感じがしないかも)
ミリアは、こっちの菓子も美味しい、こっちのケーキもと勧めてくる彼らを見て、母国のことを思い出した。