冷徹上司の過剰な愛
大吉…!!引けた!すごいっ。人生初の大吉〜!!
見ると、難波さんも大吉を引いていた。というより、多分この人は毎年大吉を引いてるんじゃないかな…?
難波さんはそういう人だ。
「じゃ〜買い物して帰ろうか。夜は何食べたい?」
再び手が繋がれ、幸せな質問をされると即答した。
「お鍋がいいです!寒い日と言えばやっぱりお鍋ですよねぇ。」
「お鍋か。いいね。1人だと絶対食べないもんね。」
「じゃこれからお鍋食べたい時は誘ってください。すぐ駆けつけますっ。」
と笑って見せると、優しく微笑まれた。
それから食材を買う前にランチを済ませ、初めて難波さんとスーパーに立ち寄った。まるで新婚みたいですごく楽しかった。
帰ると、早速食材に手をつけた難波さん。このまま何もしないのは気が引けると思い、キッチンに近づくと難波さんが笑いかけてきた。
「いいよ。あのんのその気持ちだけで。座ってて?」
「でもぉ…。」
「怪我されると困るから。」
確かにわたしに包丁なんて持たせたら何しでかすか分からない。…ってことは大人しくしてたほうが難波さんの仕事を増やさずに済むってことか。
見ると、難波さんも大吉を引いていた。というより、多分この人は毎年大吉を引いてるんじゃないかな…?
難波さんはそういう人だ。
「じゃ〜買い物して帰ろうか。夜は何食べたい?」
再び手が繋がれ、幸せな質問をされると即答した。
「お鍋がいいです!寒い日と言えばやっぱりお鍋ですよねぇ。」
「お鍋か。いいね。1人だと絶対食べないもんね。」
「じゃこれからお鍋食べたい時は誘ってください。すぐ駆けつけますっ。」
と笑って見せると、優しく微笑まれた。
それから食材を買う前にランチを済ませ、初めて難波さんとスーパーに立ち寄った。まるで新婚みたいですごく楽しかった。
帰ると、早速食材に手をつけた難波さん。このまま何もしないのは気が引けると思い、キッチンに近づくと難波さんが笑いかけてきた。
「いいよ。あのんのその気持ちだけで。座ってて?」
「でもぉ…。」
「怪我されると困るから。」
確かにわたしに包丁なんて持たせたら何しでかすか分からない。…ってことは大人しくしてたほうが難波さんの仕事を増やさずに済むってことか。