冷徹上司の過剰な愛
夕飯を食べ終え、難波さんと寛いでいると、「今日はワイン呑まなくていい?」なんて聞いてくる。
「ワインはいっとき呑みませんっ。」
「それは残念。」
「………。」
「僕を説教するあのんもなかなかに良かったよ?」
「…それは忘れてください。」
てか、もう昨日のわたしのことは記憶から抹消してください!!…昨日のわたしは本当に調子に乗りすぎてた。
もおぉ…新年早々から反省だよぉ…。
それからお風呂に入り、のんびり映画観て、ベッドに難波さんと並んで寝転んだ。
「そういえば、正月なのに実家に帰らなくてよかったの?」
「はい。実家すぐそこなので。」
「どこだっけ?」
「電車で10分もしないところです。本当は電車通いできる距離なんですけど、どうしても一人暮らししたくて…わがまま言ったんです。」
「優しい親御さんなんだ?」
「全然ですよ?毎日のように叱られてました。テストの点数がちょっと悪いくらいで怒鳴るんです。ちょっぴり誰かに似てるような…?」
「んー…誰だろう?」
と笑った難波さん、あなたですよ。って難波さんも自分だと分かってるよね。
「ワインはいっとき呑みませんっ。」
「それは残念。」
「………。」
「僕を説教するあのんもなかなかに良かったよ?」
「…それは忘れてください。」
てか、もう昨日のわたしのことは記憶から抹消してください!!…昨日のわたしは本当に調子に乗りすぎてた。
もおぉ…新年早々から反省だよぉ…。
それからお風呂に入り、のんびり映画観て、ベッドに難波さんと並んで寝転んだ。
「そういえば、正月なのに実家に帰らなくてよかったの?」
「はい。実家すぐそこなので。」
「どこだっけ?」
「電車で10分もしないところです。本当は電車通いできる距離なんですけど、どうしても一人暮らししたくて…わがまま言ったんです。」
「優しい親御さんなんだ?」
「全然ですよ?毎日のように叱られてました。テストの点数がちょっと悪いくらいで怒鳴るんです。ちょっぴり誰かに似てるような…?」
「んー…誰だろう?」
と笑った難波さん、あなたですよ。って難波さんも自分だと分かってるよね。