冷徹上司の過剰な愛
「でも今日はまだだよ。全力で僕を欲すまで…。」



全力って…結構もう全力で欲しいんだけど…??


難波さんの手はいつの間にかスカートに伸びていて、太もも辺りまで捲るとそのまま侵入してきた。



「っ、…難波、さん…!」


「もっと僕を欲しがって…?そして僕でいっぱいになって、あのん。」


「……っ、」



あぁ。もうズルい…。だってもうこんなに難波さんでいっぱいだもん。なのに、難波さんはもっといっぱいにしたがる。



「難波さん…わたしもうっ、………イッ…!」


「可愛い。そのまま僕を感じて?」



と弱い部分だけをひたすら攻める難波さんは意地悪なのか、そうじゃないのか…?


そのあとも難波さんの攻めは続き、わたしの身体は何度も快楽を迎えた。


そのせいで呼吸もままならないし、意識も飛びそうだ。



「あのん…?まだ寝ないで?あと少しだけ頑張って……っ、」



と身体が重なる頃に思ったのは"やっと"…。ずっと欲しかった難波さんがやっときた。


時折苦しそうな表情をしつつ、わたしの上で動き続ける難波さんをただ見つめる。


……好き……、と思いながら。
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