冷徹上司の過剰な愛
「じゃこれ。渡しておくね?」


「え?…、」



体を離した難波さんの手元に見えたものは…、



「鍵、ですか…?」


「ここの鍵。これからはあのんも持ってて?そうすれば好きな時に来れるでしょ?」


「…はいっ♪嬉しいです。」



鍵を受け取ると、ぎゅっと握りしめた。


これが合鍵ってやつだ…?うわぁ、合鍵貰っちゃった!



「それからもう一つ。何か勘違いしてるみたいだから言っておくけど、僕はあのんの身体目当てじゃなくて、本気で好きだから。」


「っ、……。」


「でも、そう勘違いさせるような言動や行動があったのかもしれない。それは謝るよ。ごめん。」


「違うんです!わたしが勝手にそう思い込んだだけと言うか…だから難波さん「浬。そう呼んでみて?」



い、今っ!?む、無理無理!無理すぎ!!


と頭を横に振って見せるも、「あのん。呼んで?」と今日はやけにしつこい。
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