Secret　Investigation
私はパーティー会場となっていたホテルの玄関をあけると、ホテルの目の前に停まっていた黒の高級車。
扉を開けながら待っていた紳士の男を横目で見ながら車に乗り込む。

私が車に乗ったことを確認した紳士の男は、扉をしめ運転席に乗り込む。

「末端と思わしき人物が横浜方面に向かってるようです。」

運転手が車のエンジンをつけ、状況説明を行う。

「○○（商業施設）で皆と一度合流する。」

運転手は車を走らせた。
私は、車に置いてあるイヤホンマイクの電源をつけ耳に装着する。

「末端が、横浜方面に向かってる模様。今日取り押さえる。○○（商業施設）に集合。追跡チームはそのまま尾行して欲しい。以上」

私は、車に置いてある着替えを取り出しドレスを脱ぎ、準備していた服に着替える。
そして、一緒に置いていたホルスターを着けその上にジャケットを羽織る。

ドレスの中に入れていた例の物を取り出しホルスターに入れて固定し、スマホを椅子に置く。
目的地に着くまでの間は車内の流れている音楽を聴いて過ごした。

目的地に着くと一部のメンバーを除きほとんどの人が集まっていた。
先行していたメンバーからも車を停めて歩いて目的地向かってると連絡を受けていたため、ここに集まったメンバー全員加勢するよう指示を出し一斉に向かった。
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