年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~


「私も浮かれてます……だから遠慮しないで伝えてください」

「ああ、分かった」

私の言葉に、園城さんは口角を上げて頷いた。


「大量に買ってしまいましたね……」

それから1時間ほどかけてショッピングモールを周り、家具や雑貨を取り扱っているフロアーを見終える頃にはカートいっぱいに荷物が積まれていた。

今までは暮らしていくのに必要最低限の家具だけが揃えられていたけれど、今は、テーブルクロスを買ったり、収納を増やしたり……暮らすための家ではなく、過ごすための家に変わってる。

このソファー用クッションも早く家に置きたい。

さっき、ソファーに置く用のクッションが目について手に取った。カートに入れようとしたけれど、園城さんはそんなに家に帰って来ないかと気づいて戻そうとした。でも彼は私用と自分用のクッション二つをカートに入れて微笑んだ。

“これからはキミとの時間を大事にしたい”
そう言ってくれたのがすごく嬉しかった。

一度荷物を車に積み上げ、レストランで食事をしてから私たちはまた家へと帰宅した。
買ってきたものを部屋におくと無機質な部屋が明るくなったみたいだった。

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