年の差契約婚~お別れするはずが、冷徹御曹司の愛が溢れて離してくれません~


「そういえば今日は何時頃に家を出るんですか?」

今日の予定はシークレットだそうで、何をするかは全く聞かされていない。

「11時半には出よう」
「準備はいらないですか?服装とか……」
「ああ、好きにしていい。足りなかったら途中で用意してもらうからな」

この段階では考えても何が起きるかサッパリ分からない。
悟さんのことだから、どこか気晴らしになるようなところに連れて行ってくれるのかな?

そんなことを考えながら、家を出る準備をして悟さんが手配してくれたタクシーに乗り込んだ。

タクシーに乗るということはお酒を飲むのかな?

わくわくしながら車に乗っていると、意外にも早く車はある場所に停車した。

タクシーの扉が開き、悟さんがエスコートしながら私を降ろしてくれる。

「えっ、ここって……」

ついた場所は結婚式場であった。

ここ!?

「えっと、どなたかの結婚式がありましたっけ?」

私は混乱気味に悟さんに尋ねる。

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