クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
「ああ、違う。君は俺に感じて、反応しているんだ」

 わざと私が恥ずかしくなるような言い方をすると、透哉さんは同じ場所を執拗に指で責めてきた。

「や、やだぁ……」

「七海。口を開けてくれ」

「──ん、んむ」

 彼の声には有無を言わせない響きがあって、つい言いなりになる。

 おとなしく口を開けると当然のように舌を差し込まれ、中を掻き回された。

まるで味わうように舌を絡められて、口蓋までなぞられる。呼吸をしようとすると、くちゅりと濡れた音が乱れた吐息に交ざって聞こえた。

その間も透哉さんは私の弱点を調べ尽くそうとしていて、忙しなく手指を動かしながら私を翻弄する。

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