イケメンクラスメイトの推し愛が重い
「いらっしゃいませ」
「……あ、お、お邪魔します…!」
「ふ…っ(お店にお邪魔しますって…!)」
お、お邪魔しますは変だった!?
梅森くんに笑われた…。
でも、駄菓子屋の店主といえば老人っぽいイメージだったから
迎えてくれたのが二十代半ばくらいの、眼鏡をかけた若い女の人でびっくりした。
「……見たことないお客さん。
旭くんの新しい友達?」
女性の眼鏡の奥は優しそうな瞳で
ん?とこちらに微笑んできた。
あれ?『旭くん』って…
金沢さんの知り合い?
「あ…はい。
金沢さんに誘われて遊びに…」
「旭くんが連れてくる女の子、茉美ちゃんだけだったけど、
新しい女の子の友達できたんだね。
それとも旭くんの彼女かな?」
クス、と上品に笑う店員さん。
それにいち早く反応したのは私…ではなく。
「彼女じゃないです」
不機嫌そうな、梅森くんだった。