Better late than never〜失った恋だけど、もう一度あなたに恋してもいいですか?〜
* * * *
あれから何度も体を重ね合い、いつの間にか眠りの世界へと誘われていた。
太陽の光を感じながら微睡の中にいた芹香は、頭の下に感じる温かな感触で目を覚ます。ぼんやりとしてから、徐々に頭と目がしっかりしていく。その時隣で眠る誠吾の寝顔を見て、昨晩のことを思い出しては急に照れ臭くなった。
彼を起こさないように体勢を変えようとしたが、体の鈍い痛みに一度動きが止まった。
やっと彼と結ばれたんだ──痛みにさえ幸せを感じるなんて、愛し合う行為は本当に不思議だった。
「体は大丈夫ですか?」
寝ていると思っていた誠吾の声がして、芹香は驚いたように体をビクッと震わせる。
「だ、大丈夫です……」
誠吾にふんわりと抱きしめられて、ドキドキが止まらなくなる。昨日はもっと凄いことをしたのに、太陽の光を浴びて正気に戻されると彼の顔を見るのも照れてしまう。
すると誠吾は芹香の頬に触れてから、顎に手をかけると唇を重ねた。
「本当はもう少しイチャイチャしたいところですが、今日は忙しいので今夜にしましょう」
「こ、今夜ですか⁉︎」
芹香の反応を見ながら、誠吾はクスクスと笑い出す。
「言ったでしょう? 私はあなたを閉じ込めてしまいたいくらい愛してるって。今日からあなたはわたしの大切な恋人であることを自覚してください」
「あっ……あのっ……本当に私なんかでいいのでしょうか?」
まるで夢のようだった。何度も誠吾の彼女になりたいと思って想像ばかりを繰り返したのに、それが現実になったなんて信じられない。
「あなたがいいんです」
そう言われ、芹香は嬉しくて誠吾に力いっぱい抱きついた。
「……やっと笑ってくれましたね」
「だって……願いが叶って幸せいっぱいなんです」
「これからもずっと、私の横で笑っていてくださいね」
あぁ、ようやく彼と結ばれたんだ──失ってしまった恋心をようやくって取り戻し、それによって身も心も満たされていくのを実感していた。
あれから何度も体を重ね合い、いつの間にか眠りの世界へと誘われていた。
太陽の光を感じながら微睡の中にいた芹香は、頭の下に感じる温かな感触で目を覚ます。ぼんやりとしてから、徐々に頭と目がしっかりしていく。その時隣で眠る誠吾の寝顔を見て、昨晩のことを思い出しては急に照れ臭くなった。
彼を起こさないように体勢を変えようとしたが、体の鈍い痛みに一度動きが止まった。
やっと彼と結ばれたんだ──痛みにさえ幸せを感じるなんて、愛し合う行為は本当に不思議だった。
「体は大丈夫ですか?」
寝ていると思っていた誠吾の声がして、芹香は驚いたように体をビクッと震わせる。
「だ、大丈夫です……」
誠吾にふんわりと抱きしめられて、ドキドキが止まらなくなる。昨日はもっと凄いことをしたのに、太陽の光を浴びて正気に戻されると彼の顔を見るのも照れてしまう。
すると誠吾は芹香の頬に触れてから、顎に手をかけると唇を重ねた。
「本当はもう少しイチャイチャしたいところですが、今日は忙しいので今夜にしましょう」
「こ、今夜ですか⁉︎」
芹香の反応を見ながら、誠吾はクスクスと笑い出す。
「言ったでしょう? 私はあなたを閉じ込めてしまいたいくらい愛してるって。今日からあなたはわたしの大切な恋人であることを自覚してください」
「あっ……あのっ……本当に私なんかでいいのでしょうか?」
まるで夢のようだった。何度も誠吾の彼女になりたいと思って想像ばかりを繰り返したのに、それが現実になったなんて信じられない。
「あなたがいいんです」
そう言われ、芹香は嬉しくて誠吾に力いっぱい抱きついた。
「……やっと笑ってくれましたね」
「だって……願いが叶って幸せいっぱいなんです」
「これからもずっと、私の横で笑っていてくださいね」
あぁ、ようやく彼と結ばれたんだ──失ってしまった恋心をようやくって取り戻し、それによって身も心も満たされていくのを実感していた。