愛しい君へ
お昼になりピンポンと呼び鈴が鳴り、お義母さんと恵ちゃんが玄関へ向かう。
将史も行きたがったが、俺が膝の上でガードする。
何と、寿司の出前をとって下さった松本家。
恵ちゃんが
「これはマーちゃんのよ。はいどうぞ!」
「わぁ!パパヒーローレンジャーだよ!」と寿司桶に入っているゼリーを手づかみした。
「こら、将史。嬉しいのはわかるけど、そんな事したらいけないぞ。みんなでいただきますってしてから取るんだよ。」
「はい。ゴメンなちゃい…」今度はコソコソ話しで
「ヒーローレンジャーは悪いやつをやっつけるんだよ!凄く強いし、はやい車に乗ってるんだ」
「そうか。今度パパもヒーローレンジャー見たいなぁ」
「じゃあボクのほんを見せてあげぇるよ」
「うん。ありがとう楽しみだな」
「カッコイイんだ。だからボクはヒーローレンジャーになる」
将史との会話をしてたらみんなに寿司桶が渡り、
将史が「いただきま〜す!」と手を合わせて
巻物を手づかみでパクパク食べ
「パパおいしいねぇ。お爺ちゃんありがとう!」とお礼を言う。