結ばれてはいけない御曹司に一途な想いを貫かれ、秘密のベビーごと溺愛されています
杏花の目がキラキラと輝きだす。

ふたりで暮らしているときも杏花は愛らしかったけれど、三人で暮らすようになり、その笑顔はいっそう眩しく輝くようになった。

「そう。ずっと一緒だ。杏花も誓ってくれるか?」

理仁さんの言葉に、杏花は大きく頷く。

「ちかう! ももか、ずっとずっと、さんにんがいい!」

一年前より上手になったスリーピースを作って、杏花は笑う。

笑顔はまるで大輪の花のよう。私と理仁さんにぬくもりを与えてくれる。

その笑顔を守るために私は、必死になって生きてきた。そして今は理仁さんとともに、同じ目標に向かって進もうとしている。

ふたりなら、きっと杏花を笑顔にしてあげられる。この先も、ずっとずっと――。

ふと理仁さんを見上げると、柔らかな目で私を見守ってくれていた。

ああ、そうだ。私も笑顔をもらっている。三人が笑顔でいて、初めて幸せな家族になれるのだ。

「菫花。必ず幸せにする。君の笑顔を一生守り抜くと誓う」

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