だって、恋したいもん!
第百三話 入りたかった?
「先輩ぁ~い」
と、例の後輩二人が入ってきた。
大沼「すごかったです~♪ ね、綺良ちゃん」
増本「うん、迫力が…!!」
義雄「ありがとう♪」
大沼「渡邉先輩もすごいです!」
理佐「え…あ、ありがとう…♪」
大沼「なんかずっと前から一緒にやってるみたいにバッチリ合ってましたよ」
理佐「ホントに?ありがとう♪」
大沼「あ~、あたしもピアノ続けとけばよかったなぁ~」
増本「今からでも練習すれば…」
大沼「綺良ちゃん…」
義雄「うん、そうだよ!今からでも一生懸命練習して早く自分たちのバンドやらなきゃ!」
増本「あたしは…」
大沼「綺良ちゃん…がんばろうよ!」
増本「うん……」
秋元「おーぃ、MCの打ち合わせすっかー?」
義雄「おー!」
大沼「あ、じゃぁあたしたち外で見てよっか、綺良ちゃん!」
増本「あ、うん…失礼します…」
大沼「失礼しまーす」
そしてみんなで集まって打ち合わせをすることになった。
あの子たち…
やっぱり彼のバンドに入りたかったのかな…?
第百四話へつづく…