だって、恋したいもん!

第百四十一話  そろそろ始めよっか?







みんなが揃いとりあえずはそれぞれが教科書や参考書を出して勉強を始めた。

意外とみんなちゃんとするんだぁ…

けっこう将来のことも考えてるし…



私も少し苦手な化学の勉強を始めた。



そして30分ほど過ぎた頃……



美波「あーー、疲れたぁー!!」

と、美波が大きな声とともに伸びをした。

茜「うーん、ちょっと休憩する?」

尾関「もぅ脳みそ溶けそうかも…」

理佐「えー!まだ30分しか経ってないよ!?」

尾関「30分も勉強したの初めてかも……」

由依「いや、授業は50分あるしっ!笑」


茜「うん、でもちょっと疲れたかも…」

由依「まぁあんまり根詰めてもね」


母「理佐ぁー」

と、母が階段下から私を呼んだ。

理佐「はぁーい」


と、母に呼ばれてリビングへ降りるとおやつとジュースを用意していてくれた。


理佐「ありがとう」

母「そろそろ電池切れでしょ?」

理佐「あ、うん……ちょうど休憩しようか、て言ってたところ」


理佐「なんでわかるのー?」

母「そりゃわかるわよ、あんたたちのことなんだから」

理佐「すごーい」


そして部屋に戻るとみんなすでにリラックスモードになっていた。


理佐「お母さんがナチュールシロモトのバームクーヘン用意してくれてたー」

美波「わーい、バームクーヘン♪しかもシロモトのだ!♪」

尾関「すごーい、さすが理佐ん家……うちだったら絶対おせんべいだよ」

茜「理佐はお嬢さまだからねぇ~」

理佐「え、ちょっとやめてよぉー」


由依「さてと……じゃあそろそろ始めよっか?」

理佐「………?」







第百四十二話へつづく…












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