高嶺の花と呼ばれた君を僕の腕の中で包みたい
「好きだ。華。ずっとずっと華のことが好きだった」
尊臣の好きな人って……
今、尊臣の瞳に映っているのは間違いなく自分だ。
「尊臣、くん……んっ」
きつく抱き寄せられ唇が重なった。柔らかくて温かい。全く嫌じゃない。それより自分でも驚くほどに尊臣に触れていることが嬉しくて、華は尊臣の背に手を回した。
「んっ……ふっ、ん……」
尊臣の舌は華の口腔内を味わうように動き回り始めた。優しく包み込まれるように唇を喰まれながら動く尊臣の舌が口蓋を擦りたて、身体の芯がぞくぞくする。怖くてじゃない。歓喜で身体が震えているのだ。