高嶺の花と呼ばれた君を僕の腕の中で包みたい
「華」
ちゅっ、ちゅっと首筋に尊臣の唇が這う。いつのまにか華の背はソファーについていた。
「狭いから、ベッドに連れて行くよ」
尊臣は軽々と華を抱き上げる。
「えっ、やっ……重いから!」
「全然。林檎一個分くらいじゃない?」
「なっ、そんなわけないでしょう」
言い合っているといつの間にか華の身体はベッドに沈んでいた。尊臣は華の上に覆い被さりふっと入れしそうに微笑んだ。
「やっと華に触れられる」
尊臣はおもむろに服を脱ぎ、引き締まった身体がばっちりと見える。
首からぶら下がり、キラリと光るネックレスに華は目を奪われた。
「あっ……それ」
「これ? 華とお揃いであげたやつ。お守り代わりにずっと身につけてたんだ。おもちゃみたいなもんだし、華さすがにもうないだろ? 俺が勝手に大切にしてただけだから気にしなくていいよ」
華は自分の首にかかっているチェーンに触れながら「ううん」と首を振った。