高嶺の花と呼ばれた君を僕の腕の中で包みたい
「私もずっと大切にしてた。尊臣くんとの思い出があったから今まで頑張ってこれたのよ」
ほら、と服の中からネックレスを引き出して尊臣に見せる。一瞬驚いた表情を見せた尊臣は嬉しそうに微笑み、まっすぐに華を見た。
「これからはずっと華の側にいるよ」
うん、と返事をしようとしたけれど尊臣の唇に塞がれた。息をする間もないくらいのキスに唾液の絡まる音が脳に響く。
音にぼーっとしているうちに服が身体から離れていくのが分かった。けれど何も怖くない。身体を締め付けていた下着が全てを開放する。華の身体を優しく撫で回す尊臣の手が心地良い。
「あっ……ん……」
「そんな可愛い声だされたら、やばいわ」
華に覆いかぶさる尊臣の前髪の隙間から見える瞳はいつもみたいにキラキラしているのではなく、男の、女を求めているギラついた瞳だった。それでも全く怖くないのは尊臣だから。