溺愛前提、俺様ドクターは純真秘書を捕らえ娶る
食事が終わった月くんと詩ちゃんは、早速食卓を離れリビングへとかけていく。
中断となっていたおもちゃを開ける作業にふたりして取りかかり始めた。
「こうにいー、きてー、あけれない」
しかし、すぐに月くんから声がかかる。詩ちゃんも「うたもあかないー」と、晃汰さんの手伝いを要請した。
「月、詩、伯父さんご飯食べてるんだから少し待て」
「そうだよ。急かさないの」
両親に注意され、ふたりは素直に「はーい、ごめんなさい」と静まる。
その様子を見ていた晃汰さんがおもむろに席を立ち上がった。
「大丈夫だ。遊びたくて早く食事も済ませたんだろうから」
晃汰さんはふたりのもとへ行き、早速プレゼント開封を手伝い始める。
その様子を見た花ちゃんも「はなもー!」とお兄ちゃんお姉ちゃんのところへ行きたそうに指をさした。
「よし、花もよく食べたからご馳走さましよう」
漣さんに言われると、花ちゃんは小さな手を合わせて「ごぢそうしゃまでした!」としっかりと挨拶をした。
晃汰さんに続き、漣さんと花ちゃんもダイニングテーブルを離れていく。
菜々恵さんと私がふたりきりになった。