溺愛前提、俺様ドクターは純真秘書を捕らえ娶る
もう自分でもなにを言っているのかわからないくらい動揺して、早口になる。
そんな私に構うことなく、晃汰さんは再び唇を重ね合わせた。
一度軽く触れ、そっと離れたと思えばほんの少し角度を変えてまた重ねる。それを繰り返されるうち、全身の熱がどんどん上がっていくのを感じた。
「っ、っ……ふ」
結んだ唇の隙間を舌でなぞられ、わずかに開いてしまった唇から中にそっと生温かい舌先が入ってくる。
変な吐息が漏れてしまい、恥ずかしさに追い打ちをかけた。
「こういう男女の空気は、難しく考えることじゃない」
鼻先が触れ合うくらいの近さで囁かれ、思わず息を止める。
「目を閉じて」