⚠溺愛注意予報
「あの、ね。奏……」
「ん?」
「奏は私の事家族だと思ってくれてるか、な?」


家族になんて見ていない。そう切り出そうとした瞬間寂しそうな表情を浮かべる奈緒。

そうだった__

奈緒に取っては、家族という存在を何より大切に思ってるんだったっけ。

違うなんて言ったら傷付けるだろう__


「当たり前だろ。誰よりも奈緒を大切に思っている」
「奏……、ありがとう……」


声を絞り出すようにそう発した、奈緒の目から涙がこぼれ落ちる。
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