⚠溺愛注意予報
くそっ。告白したのに、出来ない__

でも、奈緒を苦しめるのは絶対に嫌だから__


「俺にとって奈緒はずっと家族だよ」


言いたくもない言葉を口にして、小刻みに震える奈緒の肩に手を置いた。

大丈夫__


「ありがとう」
「奈緒は俺がずっと守るから安心しろ」


本当の気持ちを押し殺して、良い兄を演じるのはストレスが掛かる。それでも、奈緒に泣かれるくらいなら良い兄を演じるつもりだった。


そう誓っていたのに__
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