【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
「そう言ってくれて、ありがとう。さっきも言ったけど、そんなアリスは世界一かわいいよ。今日君と一緒に踊れるなんて夢みたいだ」
優しく手を取ってゆっくりと歩き出した。周囲には同じような恋人たちや夫婦だろう男女の組み合わせがたくさん居る。そんな人たちもお互いをこんな風に言い合っているのだろうか。それは素敵なことだと思った。お互いのことを大事なものだと、そう言い合えるのはきっと奇跡みたいなことなのだろうと思う。
「アリスちゃん!」
会場入りして、飲み物を片手に初めて入る大広間を物珍しく観察していたアリスは呼びかけられた聞き覚えのある声に振り向き、そして笑顔で言った。
「ナイジェル、こんばんは! わ、皆すごく素敵だな。なんだか今夜は私としか踊らないなんて勿体ないね」
ゴトフリーの同僚四人が彼とアリスに近づいて来たのだ。特別な竜騎士になれるくらいだから、もちろん全員端正な容姿を持っている。周囲の女性からの視線が集まってくるのを感じた。
「アリスちゃんのドレスもよく似合ってるよ。その色に誰かさんの執着の強さを感じるけど、まあそれは仕方ないな」
優しく手を取ってゆっくりと歩き出した。周囲には同じような恋人たちや夫婦だろう男女の組み合わせがたくさん居る。そんな人たちもお互いをこんな風に言い合っているのだろうか。それは素敵なことだと思った。お互いのことを大事なものだと、そう言い合えるのはきっと奇跡みたいなことなのだろうと思う。
「アリスちゃん!」
会場入りして、飲み物を片手に初めて入る大広間を物珍しく観察していたアリスは呼びかけられた聞き覚えのある声に振り向き、そして笑顔で言った。
「ナイジェル、こんばんは! わ、皆すごく素敵だな。なんだか今夜は私としか踊らないなんて勿体ないね」
ゴトフリーの同僚四人が彼とアリスに近づいて来たのだ。特別な竜騎士になれるくらいだから、もちろん全員端正な容姿を持っている。周囲の女性からの視線が集まってくるのを感じた。
「アリスちゃんのドレスもよく似合ってるよ。その色に誰かさんの執着の強さを感じるけど、まあそれは仕方ないな」