続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「……親父は、あの通り古い考えだから、正妻との間に子供が恵まれなくて、愛人の子の俺を引き取る位、血縁を大事にしててさ。でも、麗夜は、直接的に親父の血縁じゃねぇから、俺が言うのも何だけど、結構周りの目はキツかったと思う。だからなのか、親父には従順なんだよ。何考えてんのか分かんなねぇ奴だけどな」
「そう、なんだ……」
「あと、麗夜には近づくなよ?」
「え?」
「言っただろ?親父に従順で、それだけならいいが、アイツ、野心家だから。美弥が、俺の婚約者って知ったら、何してくるか分かんないからな」
俺は、美弥が頷いたのを確かめてから、美弥の細い体をそっと抱きしめなおした。
艶のある黒髪が揺れて、甘い匂いに誘われるように、俺は、首元に顔を埋める。
「あと……さっきはごめんな。嫌な思いさせて」
「ううん。何も持たない私が、せめて、颯の悲しい、寂しい気持ちを半分でも貰ってあげられたらいいのにね……」
美弥の頬に触れれば、大きな瞳からは、涙がこぼれ落ちそうだ。
「そう、なんだ……」
「あと、麗夜には近づくなよ?」
「え?」
「言っただろ?親父に従順で、それだけならいいが、アイツ、野心家だから。美弥が、俺の婚約者って知ったら、何してくるか分かんないからな」
俺は、美弥が頷いたのを確かめてから、美弥の細い体をそっと抱きしめなおした。
艶のある黒髪が揺れて、甘い匂いに誘われるように、俺は、首元に顔を埋める。
「あと……さっきはごめんな。嫌な思いさせて」
「ううん。何も持たない私が、せめて、颯の悲しい、寂しい気持ちを半分でも貰ってあげられたらいいのにね……」
美弥の頬に触れれば、大きな瞳からは、涙がこぼれ落ちそうだ。