続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「幸せ」
「ふふっ……私も幸せだよ」
美弥が、コンロの火を止めると、俺の方に顔だけ向ける。
「キスしていい?」
「颯どしたの?」
「美弥にもう、泣かれたくないから。いちお、確認」
美弥が、完全に俺の方に向かい合うように振り返った。
「颯、大好き。キスして」
美弥が、両手を俺の首に回すのと同時に、俺は、美弥の唇を喰むように口付ける。角度を変えて軽く触れ合いながら、美弥の口を大きく開かせたくて、親指を挿し入れると、小さく見えた舌に自分の舌を絡ませて、より深く奥まで口付けていく。
「ンッ……はぁ……」
「んな顔すんな。美弥から食べたくなる」
「だめ」
我慢できなくなる前に唇を離せば、銀糸が、俺と美弥を繋いでいる。
その糸を切るように、美弥の唇を軽くリップ音をたてて奪ったと同時に、オーブンのチンッという軽快な音が聞こえた。
「あ、出来たね」
「腹へったな」
オーブンからパンを取り出して平皿に並べた美弥は、ビーフシチューを慣れた手つきで、深皿によそっていく。
ーーーーピロロロン、ピロロロン。
ふいにスマホの着信音が鳴り響いた。
「ふふっ……私も幸せだよ」
美弥が、コンロの火を止めると、俺の方に顔だけ向ける。
「キスしていい?」
「颯どしたの?」
「美弥にもう、泣かれたくないから。いちお、確認」
美弥が、完全に俺の方に向かい合うように振り返った。
「颯、大好き。キスして」
美弥が、両手を俺の首に回すのと同時に、俺は、美弥の唇を喰むように口付ける。角度を変えて軽く触れ合いながら、美弥の口を大きく開かせたくて、親指を挿し入れると、小さく見えた舌に自分の舌を絡ませて、より深く奥まで口付けていく。
「ンッ……はぁ……」
「んな顔すんな。美弥から食べたくなる」
「だめ」
我慢できなくなる前に唇を離せば、銀糸が、俺と美弥を繋いでいる。
その糸を切るように、美弥の唇を軽くリップ音をたてて奪ったと同時に、オーブンのチンッという軽快な音が聞こえた。
「あ、出来たね」
「腹へったな」
オーブンからパンを取り出して平皿に並べた美弥は、ビーフシチューを慣れた手つきで、深皿によそっていく。
ーーーーピロロロン、ピロロロン。
ふいにスマホの着信音が鳴り響いた。