続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
★「お望み通り、俺でいっぱいにしてやるよ」
ようやく、入り口に待ち詫びた熱が当てられて、私は、颯の首に手を回した。颯が、それに応えるように、私の頭の下を片腕に乗せる。
窓辺の月明かりの下、颯の綺麗な切長の瞳に見下ろされる。こうして、何度、颯と重なっても、颯に恋焦がれる気持ちが涙となって溢れて、どうしようもなく高鳴る心臓は、視線を合わせた瞬間に、颯に根こそぎ攫われてしまう。
「颯……」
愛おしくて、幸せで、颯の頬に触れれば、私の瞳からは、真珠のような丸い粒が、枕の上に、まあるく、無数に染み込んでいく。
颯が、私がつけているネックレスのダイヤモンドに唇で触れた。
「俺のモノになって。心も身体も全部」
そんなのとっくになっている。もうどうしたって引き返せなくて、心も身体も颯に溺れてしまってる。
「颯のモノだよ……涙が出るの……颯が好きでたまらない」
「泣くな……ずっと側にいるから」
「離さないで」
颯の顔がゆっくり、近づいてきて、私の唇に触れるだけのキスを落とす。
「美弥……結婚しよ」
一瞬、颯の言葉に理解が追いつかない。
「颯……」
「美弥……愛してる」
囁くように紡がれた甘い言葉に、目の前の意地悪な『23時の王子様』の顔が、あっという間に滲んでいく。
ようやく、入り口に待ち詫びた熱が当てられて、私は、颯の首に手を回した。颯が、それに応えるように、私の頭の下を片腕に乗せる。
窓辺の月明かりの下、颯の綺麗な切長の瞳に見下ろされる。こうして、何度、颯と重なっても、颯に恋焦がれる気持ちが涙となって溢れて、どうしようもなく高鳴る心臓は、視線を合わせた瞬間に、颯に根こそぎ攫われてしまう。
「颯……」
愛おしくて、幸せで、颯の頬に触れれば、私の瞳からは、真珠のような丸い粒が、枕の上に、まあるく、無数に染み込んでいく。
颯が、私がつけているネックレスのダイヤモンドに唇で触れた。
「俺のモノになって。心も身体も全部」
そんなのとっくになっている。もうどうしたって引き返せなくて、心も身体も颯に溺れてしまってる。
「颯のモノだよ……涙が出るの……颯が好きでたまらない」
「泣くな……ずっと側にいるから」
「離さないで」
颯の顔がゆっくり、近づいてきて、私の唇に触れるだけのキスを落とす。
「美弥……結婚しよ」
一瞬、颯の言葉に理解が追いつかない。
「颯……」
「美弥……愛してる」
囁くように紡がれた甘い言葉に、目の前の意地悪な『23時の王子様』の顔が、あっという間に滲んでいく。