続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「えぇ、ピンクのラインが二本なら陽性……あの子を、そのソファーに座らせなかった?」
「吐いたあと、辛そうだったから、そこのソファーに寝かせてた……多分その時、美弥はポケットか何かに入れてて……落とした……?」
「おそらく間違いないと思うわ、多分吐くのは、妊娠初期のつわりじゃないかしら?」
美弥が、苦しそうに吐いていたのを思い出す。
美弥は風邪じゃない。
だから熱もなかった。
俺との子供が、お腹に居るから。
(何で言わねぇんだよっ)
「実花子、マジでごめん、星川社長との打ち合わせ、北沢と実花子でお願いでき……」
見れば、優秀な秘書は、すでに内線で千歳を呼び出している。
「こっちは何とかしとくから!」
「悪い!」
俺は、妊娠検査薬を胸ポケットに仕舞うと、駐車場へと向かって、一気に階段を駆け下りた。
「吐いたあと、辛そうだったから、そこのソファーに寝かせてた……多分その時、美弥はポケットか何かに入れてて……落とした……?」
「おそらく間違いないと思うわ、多分吐くのは、妊娠初期のつわりじゃないかしら?」
美弥が、苦しそうに吐いていたのを思い出す。
美弥は風邪じゃない。
だから熱もなかった。
俺との子供が、お腹に居るから。
(何で言わねぇんだよっ)
「実花子、マジでごめん、星川社長との打ち合わせ、北沢と実花子でお願いでき……」
見れば、優秀な秘書は、すでに内線で千歳を呼び出している。
「こっちは何とかしとくから!」
「悪い!」
俺は、妊娠検査薬を胸ポケットに仕舞うと、駐車場へと向かって、一気に階段を駆け下りた。