続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「では、父と業務提携の契約を交わしたようですが、理由をお伺いしても?大変失礼ですが、御社のような小規模工務店との業務提携は、滅多にない事なので、余程の事かと思うのですが?」
「……安堂社長から……私どもの作っている、スプリングバネを、システムキッチンに使えたらとご提案頂きまして……。なんせ……今時手作りで一つ一つスプリングを作ってるとこなんて、うちくらいのもんです……手作りの良さを……評価頂いたのかと」
(成程な、親父とすでに口裏合わせ済みか)
「そうですか。わかりました。では、美弥さんのことについてお伺いします。僕は、美弥さんに、プロポーズして、了承頂いていたにも関わらず、急に別れる言われて、困惑しています。そして、どうしても、美弥探さなければならない理由がありまして」
「理由……?」
和志が、不思議そうにこちらを見た。
「はい。僕の子を妊娠してるので」
一瞬、和志の体が固まる。
「そんな……」
「美弥は、何らかしら、僕に言えない事情を抱えて、子供を身籠もったまま、姿を消しました、でも、それは美弥の本心じゃない事、綾乃さんは、ご存知ですよね?」
和志は、唇を震わせると、生唾を飲み込んだ。
「私には……こうするしか……なかった……申し訳ございません」
和志は、立ち上がると地面につきそうな程に頭を下げた。
「……安堂社長から……私どもの作っている、スプリングバネを、システムキッチンに使えたらとご提案頂きまして……。なんせ……今時手作りで一つ一つスプリングを作ってるとこなんて、うちくらいのもんです……手作りの良さを……評価頂いたのかと」
(成程な、親父とすでに口裏合わせ済みか)
「そうですか。わかりました。では、美弥さんのことについてお伺いします。僕は、美弥さんに、プロポーズして、了承頂いていたにも関わらず、急に別れる言われて、困惑しています。そして、どうしても、美弥探さなければならない理由がありまして」
「理由……?」
和志が、不思議そうにこちらを見た。
「はい。僕の子を妊娠してるので」
一瞬、和志の体が固まる。
「そんな……」
「美弥は、何らかしら、僕に言えない事情を抱えて、子供を身籠もったまま、姿を消しました、でも、それは美弥の本心じゃない事、綾乃さんは、ご存知ですよね?」
和志は、唇を震わせると、生唾を飲み込んだ。
「私には……こうするしか……なかった……申し訳ございません」
和志は、立ち上がると地面につきそうな程に頭を下げた。