続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「そんなことより、先日のお前が持ってきた、システムキッチンの企画書だが、大変評価すべき内容だった。既に棚田に企画書は、回して、製造部の方も動き出している。早ければ、3カ月後には、異例の速さで、うちの新商品として、『スマイルキッチン』を世に発表できる。あれは、何十億という金に化けるな」
ははは、と厭らしく笑う康二に、心の底から吐き気がする。
煙草に火をつけようとした康二の指先から、俺は煙草を取り上げた。
「何するっ」
「なぁ……誰の企画書だと思う?」
俺は、煙草を折り曲げて、床に投げ捨てると康二を睨み落とした。
「ったく……何だ?誰なのか興味はない。ただ、これだけの金の成る木を生み出したんだ。報奨金でも何でもくれてやればいい」
「いくら?」
「いちいち俺に聞くことでもないだろう。お前が適当にやればいい」
俺は、口角を上げた。
「じゃあ5000万、『その女』にやる」
「なっ……」
康二の切長の瞳が、これでもかと見開かれるのが分かった。
「5000万だと……まさか……」
俺の提示した金額に康二が、はっと息を呑む。
ははは、と厭らしく笑う康二に、心の底から吐き気がする。
煙草に火をつけようとした康二の指先から、俺は煙草を取り上げた。
「何するっ」
「なぁ……誰の企画書だと思う?」
俺は、煙草を折り曲げて、床に投げ捨てると康二を睨み落とした。
「ったく……何だ?誰なのか興味はない。ただ、これだけの金の成る木を生み出したんだ。報奨金でも何でもくれてやればいい」
「いくら?」
「いちいち俺に聞くことでもないだろう。お前が適当にやればいい」
俺は、口角を上げた。
「じゃあ5000万、『その女』にやる」
「なっ……」
康二の切長の瞳が、これでもかと見開かれるのが分かった。
「5000万だと……まさか……」
俺の提示した金額に康二が、はっと息を呑む。