続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
★ 「そんな緊張する?」

颯が、私の腰を掴み上げると、向かい合わせになるように私を座りなおさせた。 

「えっ……待って、颯っ」

目の前には、颯の大きな肩幅と胸筋が見えて、私は、目のやり場に心底困ってしまう。

「すっげ。顔真っ赤」

そして、颯の掌が、私の胸をふんわり包み込みながら、耳元に唇を寄せた。

「好きだよ」

「……ンッ」

颯に噛み付くように唇を奪われた途端に、身体から、あっという間に力が抜けそうになる。颯のキスは、いつだって意地悪で甘い。

「ッ……やっ」

()じゃねぇだろ」

キスをしながら、胸を触っていた颯の指先は、いつのまにか、私の脚の間に向かって滑り落ちていく。慌てて、足を閉じようとするが、颯に跨るように座っている為、そこには、あっという間に颯の指先が辿り着いた。

「アッ……だめ、やだっ」

身を捩るたびに、ミルクバスの水面が揺れて、颯の指先の速度が、早くなっていく。

「ちゃんと、もう気持ち良くなってんじゃん」 

自分でも驚く程にするりと入ってきた2本の指先に、体の奥から熱くなっていく。

「はぁっ……あ……颯」

颯の腕を無意識に掴んだ時に、一瞬、颯と目があって、私の体が大きく跳ねた。颯の色っぽい視線にお腹がキュッと苦しくなる。

「ちゃんと俺の顔見ながら、イけよ」

「意地悪……言わない……で」

「可愛い」

浴室に、自分の甘い声だけが、やけに響いて、頭がくらくらしてくる。こんな明るい場所で、今、私は颯に何をされて、どんな声を出しているのかなんて、考える暇もなく、身体が熱を帯びて、ただ快楽に溺れていく。

「颯っ……もうっ……」

颯が、下を向いていた私の顎を持ち上げる。

「や……見ない、で」

「上手にイけよ」

そのまま、私のナカを暴き続ける颯の指先の動きに合わせて、私は、大きく体を震わせた。
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