続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「……え?」
聞き慣れた、その声に振り返ると、颯が、私の手をすぐに引いた。
「俺のお姫様は、美弥だけだから」
「え、颯……どうして?」
「麻美が内線くれた。美弥が泣いてないか見てきてくれってさ。良かった、今日は美弥が泣く前に会えたな」
「颯……私……」
颯を見ると、ほっとしてやっぱり涙が頬を伝う。
颯は誰も居ないか、確認してから、私をぎゅっと抱きしめた。
「よく頑張ったな。約束したもんな?」
ーーーー約束。それは一人で泣かないコト。
「……うん……泣き虫でごめんね。何にも、颯の役に立てないし、私何にもできないし……」
颯が、私の片頬を思いっきり引っ張った。
「ひゃやて、ひたいっ!」
「あんな、いい加減、もうちょいでいいから自信もてよ」
颯は、頬から手を離すと、今度は、おでこを指先で弾く。
「痛いよっ。だって自信なんて……ないもん。大体、顔だって、スタイルだって平凡だし、颯のまわり魅力的な女の子に比べたら……私なんて……本当は、颯に相応しくないもん」
颯が、盛大に大きくため息を吐き出した。
「なぁ、言いたい事それだけ?」
「え?」
見上げた颯は、切長の瞳を苛立ったように細めると、休憩スペースのほぼ真向かいにある、文房具やコピー用紙などの消耗品を保管している保管室の扉を開けて、私を中に押し込んだ。
「は、颯っ!」
颯は、後ろ手にカチャリと鍵を閉めると、私を壁際に追いやった。
そして、壁に片手をドンッと突かれて、すぐに声は出せなくなる。
聞き慣れた、その声に振り返ると、颯が、私の手をすぐに引いた。
「俺のお姫様は、美弥だけだから」
「え、颯……どうして?」
「麻美が内線くれた。美弥が泣いてないか見てきてくれってさ。良かった、今日は美弥が泣く前に会えたな」
「颯……私……」
颯を見ると、ほっとしてやっぱり涙が頬を伝う。
颯は誰も居ないか、確認してから、私をぎゅっと抱きしめた。
「よく頑張ったな。約束したもんな?」
ーーーー約束。それは一人で泣かないコト。
「……うん……泣き虫でごめんね。何にも、颯の役に立てないし、私何にもできないし……」
颯が、私の片頬を思いっきり引っ張った。
「ひゃやて、ひたいっ!」
「あんな、いい加減、もうちょいでいいから自信もてよ」
颯は、頬から手を離すと、今度は、おでこを指先で弾く。
「痛いよっ。だって自信なんて……ないもん。大体、顔だって、スタイルだって平凡だし、颯のまわり魅力的な女の子に比べたら……私なんて……本当は、颯に相応しくないもん」
颯が、盛大に大きくため息を吐き出した。
「なぁ、言いたい事それだけ?」
「え?」
見上げた颯は、切長の瞳を苛立ったように細めると、休憩スペースのほぼ真向かいにある、文房具やコピー用紙などの消耗品を保管している保管室の扉を開けて、私を中に押し込んだ。
「は、颯っ!」
颯は、後ろ手にカチャリと鍵を閉めると、私を壁際に追いやった。
そして、壁に片手をドンッと突かれて、すぐに声は出せなくなる。