続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「今日は、ごめんね、麻美ちゃん」
「全然っ、今日、彼バイトで会えないから」
麻美が、少しだけ寂しそうな顔をして、肩をすくめた。
残業を終えた私達は、二人で制服から、私服に着替えると並んで、安堂不動産のエントランスを後にする。
大通り沿いの街路樹は、この間までハロウィン仕様の飾り付けが施されていたのに、もう、クリスマス用の電飾が、取り付けられている。
毎年、独りぼっちのクリスマスだったのに、今年は、颯と過ごすクリスマスになるなんて、未だに信じられない。
「美弥ちゃんは、クリスマス、颯さんと過ごすんでしょ?」
麻美が、まだ点灯していない、電飾を眺めながら、私の肩にちょんと肩を当てて、目を猫目にして微笑んだ。
「うん、今年のクリスマスは、水曜日だよね、颯のお仕事がなかったら、出かけてもいいし。お仕事でも、お家で一緒にチキンやケーキ食べたりしたいなぁ……あ、その……初めて……恋人と過ごす……クリスマスだから……」
自分で、恋人という言葉を口にして、急に恥ずかしくなる。
「ふふっ、美弥ちゃんは、本当可愛いな。颯さんの事、恋人って呼ぶだけで赤くなるんだから」
「麻美ちゃんっ……やめて、恥ずかしいよー……」
「颯さんが、美弥ちゃん大好きなの、分かるかも」
「え?でもね、私、颯の歴代の彼女より、その、綺麗じゃないし、これといって取り柄も」
ふと、麗夜さんから送り付けられた写真達が、脳内再生されていく。途中で言葉を切った私を眺めながら、麻美が、私の頬をツンと突いた。
「こら。またそんな事言って。美弥ちゃんの素直な所や、飾らないところ、謙虚で、優しくて、本当は芯の強いところ。いっぱい、いい所があるから、颯さんは、美弥ちゃんを生涯のパートナーに選んだんだよっ」
「全然っ、今日、彼バイトで会えないから」
麻美が、少しだけ寂しそうな顔をして、肩をすくめた。
残業を終えた私達は、二人で制服から、私服に着替えると並んで、安堂不動産のエントランスを後にする。
大通り沿いの街路樹は、この間までハロウィン仕様の飾り付けが施されていたのに、もう、クリスマス用の電飾が、取り付けられている。
毎年、独りぼっちのクリスマスだったのに、今年は、颯と過ごすクリスマスになるなんて、未だに信じられない。
「美弥ちゃんは、クリスマス、颯さんと過ごすんでしょ?」
麻美が、まだ点灯していない、電飾を眺めながら、私の肩にちょんと肩を当てて、目を猫目にして微笑んだ。
「うん、今年のクリスマスは、水曜日だよね、颯のお仕事がなかったら、出かけてもいいし。お仕事でも、お家で一緒にチキンやケーキ食べたりしたいなぁ……あ、その……初めて……恋人と過ごす……クリスマスだから……」
自分で、恋人という言葉を口にして、急に恥ずかしくなる。
「ふふっ、美弥ちゃんは、本当可愛いな。颯さんの事、恋人って呼ぶだけで赤くなるんだから」
「麻美ちゃんっ……やめて、恥ずかしいよー……」
「颯さんが、美弥ちゃん大好きなの、分かるかも」
「え?でもね、私、颯の歴代の彼女より、その、綺麗じゃないし、これといって取り柄も」
ふと、麗夜さんから送り付けられた写真達が、脳内再生されていく。途中で言葉を切った私を眺めながら、麻美が、私の頬をツンと突いた。
「こら。またそんな事言って。美弥ちゃんの素直な所や、飾らないところ、謙虚で、優しくて、本当は芯の強いところ。いっぱい、いい所があるから、颯さんは、美弥ちゃんを生涯のパートナーに選んだんだよっ」