落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
「おう、よくわかっているな、ホミ。アミュレットの効果に恐れをなしたバーディアが、ここ最近森に侵攻をしてこない。それで俺も警備隊も、巡回数が減り、少し時間が出来たのだ」
「まあ、そうでしたか。侵攻がなくなったのは良かったです、が。ヴィーに手伝ってもらうなんて気が引けて……」
「なにをいう。ドーランを守ってくれる護符アミュレット。その製作者白魔術師パトリシアの手伝いが出来るなんて光栄だ」
「光栄だなんて、そんな」
治療もまともに出来ない落ちこぼれ白魔術師なのに、誇り高き幻獣の王がこんなに評価してくれるなんて。彼の言葉は私の心に深く沁み、少しだけ自信を付けてくれた。
「では、お言葉に甘えてよろしいですか?」
「もちろん! 任せてくれ。で、話が纏まったなら昼食にしないか? 俺は腹ペコだ!」
ヴィーはリンレンに問いかけた。さっきまで忙しかったリンレンに昼食の準備が出来るわけがない。そう思っていたのに、なんとリンレンは、あとは焼くだけのポットパイを四つ、ドヤ顔で出してきたのだ。
「まあ、そうでしたか。侵攻がなくなったのは良かったです、が。ヴィーに手伝ってもらうなんて気が引けて……」
「なにをいう。ドーランを守ってくれる護符アミュレット。その製作者白魔術師パトリシアの手伝いが出来るなんて光栄だ」
「光栄だなんて、そんな」
治療もまともに出来ない落ちこぼれ白魔術師なのに、誇り高き幻獣の王がこんなに評価してくれるなんて。彼の言葉は私の心に深く沁み、少しだけ自信を付けてくれた。
「では、お言葉に甘えてよろしいですか?」
「もちろん! 任せてくれ。で、話が纏まったなら昼食にしないか? 俺は腹ペコだ!」
ヴィーはリンレンに問いかけた。さっきまで忙しかったリンレンに昼食の準備が出来るわけがない。そう思っていたのに、なんとリンレンは、あとは焼くだけのポットパイを四つ、ドヤ顔で出してきたのだ。