落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
そう、やはり出会いが重要。出会わなければなにも始まらないのである。
「わかりました! では良縁を望む願いを込めておきましょう。それでいいですか?」
「うん! ありがとう。でさ、この件は内緒にしておいてもらえる?」
「もちろんです。みなさんから聞いた願いは守秘義務として扱いますからね。安心して下さい。ヴィーも誰にも言ってはいけませんよ?」
「お、おう」
未だに訝しげな顔をしながら、ヴィーは頷いた。ファルがモテるという話が信じられないのか、はたまた、誰にも言ってはいけない理由がわからないのか。
どちらにしろ、世界最強と謡われる竜には、馴染みの薄い話に違いない。
ブラウンが去り、また次のお客さんがやって来た。そのネズミ獣人の女性も、ヴィーの顔を見て腰を抜かした。けれど、私の助言(忠告)を聞いた彼が、前回よりマイルドな態度で接客してくれたので、そこまで怯えさせずに済んだようだ。何度か応対しているうちに、ヴィーの接客も板に付き、私はアミュレット制作に集中することが出来た。
「わかりました! では良縁を望む願いを込めておきましょう。それでいいですか?」
「うん! ありがとう。でさ、この件は内緒にしておいてもらえる?」
「もちろんです。みなさんから聞いた願いは守秘義務として扱いますからね。安心して下さい。ヴィーも誰にも言ってはいけませんよ?」
「お、おう」
未だに訝しげな顔をしながら、ヴィーは頷いた。ファルがモテるという話が信じられないのか、はたまた、誰にも言ってはいけない理由がわからないのか。
どちらにしろ、世界最強と謡われる竜には、馴染みの薄い話に違いない。
ブラウンが去り、また次のお客さんがやって来た。そのネズミ獣人の女性も、ヴィーの顔を見て腰を抜かした。けれど、私の助言(忠告)を聞いた彼が、前回よりマイルドな態度で接客してくれたので、そこまで怯えさせずに済んだようだ。何度か応対しているうちに、ヴィーの接客も板に付き、私はアミュレット制作に集中することが出来た。