落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
「私からもお願いします。幸いなにもなかったので、もう忘れませんか?」
「ふむ。パトリシアがそう言うのなら。では、開店祝いの続きをしましょうか? せっかくの晴れの日なのだから、飲んで騒いで明るくしないとダメですからね」
ティアリエスが言うと、全員の顔が華やいだ。ホミが私の手を引き中央に引っ張っていくと、周りに人だかりが出来る。トネリが笑って私の肩を叩き、マゴットが涙目で頷く。ファルや警備隊の人たちは何事もなかったように酒盛りを継続し、ブラウンもほっとして果実酒を呷る。そんな中、マインに連れられたキドがゆっくりとこちらに近付いてきた。
「お姉ちゃん……あの、ごめんなさい」
「キド。謝らなくていいのよ? あなたは悪くないもの」
「でも、僕があんなことをしなければ……」
「違うわ。このことがなかったら、きっと嘘を吐いているのが重荷になったと思うの。だから、私、キドには感謝してる」
「ふむ。パトリシアがそう言うのなら。では、開店祝いの続きをしましょうか? せっかくの晴れの日なのだから、飲んで騒いで明るくしないとダメですからね」
ティアリエスが言うと、全員の顔が華やいだ。ホミが私の手を引き中央に引っ張っていくと、周りに人だかりが出来る。トネリが笑って私の肩を叩き、マゴットが涙目で頷く。ファルや警備隊の人たちは何事もなかったように酒盛りを継続し、ブラウンもほっとして果実酒を呷る。そんな中、マインに連れられたキドがゆっくりとこちらに近付いてきた。
「お姉ちゃん……あの、ごめんなさい」
「キド。謝らなくていいのよ? あなたは悪くないもの」
「でも、僕があんなことをしなければ……」
「違うわ。このことがなかったら、きっと嘘を吐いているのが重荷になったと思うの。だから、私、キドには感謝してる」