落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
それから、陽だまり雑貨茶房はみんなの憩いの場として賑わい、私たちは慌ただしくも楽しい日々を過ごしていた。ホミは日ごとに需要が増えていく薬草茶の製造や採取で超多忙。初めのうちは、二、三人くらいしか、買ってくれる人はいなかった。しかし、薬草茶を気に入って買ってくれた女性が、飲み続けたら肌艶がよくなったと言い始め、瞬く間に、ドーランの女性たちの間で流行り出したのだ。
そうなると、リンレンの仕事も忙しくなる。彼は、アミュレットや薬草茶の売り上げの管理をしていた。店舗の修繕費と維持費が稼げればいいと思っていたけれど、蓋を開けてみればまさかの大繁盛。思ってもいなかった事態に、リンレンも嬉しい悲鳴が止まらないようだった。
ヴィーは臨時のアミュレット受付係として、毎日手伝いに来てくれている。バーディアの侵攻がパタリと止み、前ほど警戒をする必要がなくなったからか、夜以外は、陽だまり雑貨茶房にいる。夜はもしもの敵襲に備え、何時間かおきに飛行し、周囲の警戒をしていた。いつ寝ているのか不思議に思い尋ねると「眠らなくても大丈夫な体質だ」と言う。竜とは、本当に伝説の通り強く頑丈な種族である。
そうなると、リンレンの仕事も忙しくなる。彼は、アミュレットや薬草茶の売り上げの管理をしていた。店舗の修繕費と維持費が稼げればいいと思っていたけれど、蓋を開けてみればまさかの大繁盛。思ってもいなかった事態に、リンレンも嬉しい悲鳴が止まらないようだった。
ヴィーは臨時のアミュレット受付係として、毎日手伝いに来てくれている。バーディアの侵攻がパタリと止み、前ほど警戒をする必要がなくなったからか、夜以外は、陽だまり雑貨茶房にいる。夜はもしもの敵襲に備え、何時間かおきに飛行し、周囲の警戒をしていた。いつ寝ているのか不思議に思い尋ねると「眠らなくても大丈夫な体質だ」と言う。竜とは、本当に伝説の通り強く頑丈な種族である。