落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
ホミは輝く笑顔で叫んだけれど、私は少し困ってしまった。幸せの定義は広く漠然としている。健康であることが幸せだったり、お金持ちになることが幸せだったり、人それぞれなのだ。ホミの言う幸せとは、一体どれに当たるのか……と考えてふと思い出した。師匠ライガンが私にアミュレットを作ってくれた時、同じように願いを尋ねられた。その時の私も、ライガンと兄と自分が「幸せになりますように」と答えたのだった。
その答えを聞いて、ライガンが込めた願いは……。
「わかったわ! 任せて。ホミの願いにぴったりのアミュレットを作るわね」
「やったー」
更に身を乗り出したホミの熱い視線を感じながら、赤い糸をベースに編み始める。白と桃色の糸で可愛いホミのウサ耳を再現し、アミュレットに編み込みながら「幸運」を願い意識を集中する。幸運とは、自分の持っている運気を底上げすることが出来るもの。人生において、困った時に誰かが助けてくれたり、善良な人に出会えたりという様々な効能が付くらしい。
もしかしたら、私とホミとリンレンが出会えたのも、アミュレットの加護だったのかもしれない。
その答えを聞いて、ライガンが込めた願いは……。
「わかったわ! 任せて。ホミの願いにぴったりのアミュレットを作るわね」
「やったー」
更に身を乗り出したホミの熱い視線を感じながら、赤い糸をベースに編み始める。白と桃色の糸で可愛いホミのウサ耳を再現し、アミュレットに編み込みながら「幸運」を願い意識を集中する。幸運とは、自分の持っている運気を底上げすることが出来るもの。人生において、困った時に誰かが助けてくれたり、善良な人に出会えたりという様々な効能が付くらしい。
もしかしたら、私とホミとリンレンが出会えたのも、アミュレットの加護だったのかもしれない。