落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
確か、森を巡回警備する獣人たちは防戦だけって言っていたわよね。それなら、ダメージを軽減するアミュレットがいいかもしれない。人間は魔術を使わないから、物理攻撃カットと防御力向上。私の魔術では完全にダメージを無効化出来ないかもしれないけれど、とにかく怪我をしないように、との願いを込めようと思った。
ベースは迷いの森をイメージして緑色を使い、モチーフは星型で黄色の糸を使用する。星型は魔術でよく使用する形で、込めた願いを向上させる力を持つのだ。星型の縁取りには黒を使い、よりインパクトのあるアミュレットにする。巡回警備をする獣人たちの紋章的なものになればいいな、と考えたからだ。
「かっこいいですね! これはみなさん喜びますよ」
リンレンはキラキラと瞳を輝かせた。
「そ、そう? 付けてくれるかな? こんな子どもじみたもの、もらってくれると思う?」
「お姉ちゃんのアミュレットを要らないなんて言う人は、ホミが頭をぶん殴ってやるからっ」
今度はホミがふんっと息を吐いた。彼女は腕をぶんぶん回し、臨戦態勢を整えている。
ベースは迷いの森をイメージして緑色を使い、モチーフは星型で黄色の糸を使用する。星型は魔術でよく使用する形で、込めた願いを向上させる力を持つのだ。星型の縁取りには黒を使い、よりインパクトのあるアミュレットにする。巡回警備をする獣人たちの紋章的なものになればいいな、と考えたからだ。
「かっこいいですね! これはみなさん喜びますよ」
リンレンはキラキラと瞳を輝かせた。
「そ、そう? 付けてくれるかな? こんな子どもじみたもの、もらってくれると思う?」
「お姉ちゃんのアミュレットを要らないなんて言う人は、ホミが頭をぶん殴ってやるからっ」
今度はホミがふんっと息を吐いた。彼女は腕をぶんぶん回し、臨戦態勢を整えている。