裏側の恋人たち
「どんな相手でも首をたてに振らないとか。でもさ、もし見合いの相手が世界的有名企業の御曹司だったらどうするの?聞かないで断わるなんてもったいなくない?」
「ああそれ、前にうちの院長にも聞かれたことある。でも、将来有望なお金持ちがわざわざナースとお見合いする??何か裏があるとしか思えないんだけど。それこそ何が目的なの?って。だからね、私は世界で1人を除いて全てお断わってくださいってお願いしてあるんだ~」
「ひとり?誰、誰ならいいの?」
彼のことを考えるとにまーっと頬が緩んでしまう。
彼からお見合いの打診が来たら絶対に何があっても受けるんだけど。
「LARGOのギタリストのタカト」
「って芸能人じゃない。しかも既婚者だし」
「そうなの。だから全員お断りってことー」
呆れてる千秋さんにふふんっと言い返す。
「そういうことね。タカトと比較されたら、そりゃあ全員お断りだわ」って簡単に流された。
「そういう千秋さんは?独身?彼氏持ち?」
千秋さんの隣には高級スーツに身を包んだイケメンが似合うと思うけど、ドクターもありかも。
「うふふ、わたしバツイチなの。若気の至りで結婚して早々に別れちゃった。今はもうめんどくさいから男はもういいかなーって感じ」
「若気の至り?」
「そう。大学時代の彼とね。ーーーま、私のことは東京に戻ってから飲みに行ったときにでも話すわ。別に隠すようなことでもないんだけど、勢いで結婚したけど、すれ違って別れたって感じ。よくある話なの」
予想外ではあったけど、この年になると人生いろいろあるなとは思う。
「千秋さんと別れるなんて勿体ない・・・」
思わずそう呟いてしまうとケラケラと笑われた。
「自分が恋愛から離れてるせいかもしれないけど、あのさっきのおまんじゅう配ってたあの子みたいな女子を見てると疲れるのよね」
「さっきは本気で助かった。今までは彼女の強烈アピールだったんだけど、一昨日の夜に告白してうまくいったらしいの。だからこれからは毎日イチャイチャしてるとこを見せられるんだわ。ぞーっとするんだけど」
どうしよう、途中で帰っちゃダメ?と言ったら「理事長に直訴してみれば?女子アピが強い若い子がウザいって」と笑われた。
現場でこういう冗談が言い合える相手が出来たことがたまらなく嬉しい。
「ああそれ、前にうちの院長にも聞かれたことある。でも、将来有望なお金持ちがわざわざナースとお見合いする??何か裏があるとしか思えないんだけど。それこそ何が目的なの?って。だからね、私は世界で1人を除いて全てお断わってくださいってお願いしてあるんだ~」
「ひとり?誰、誰ならいいの?」
彼のことを考えるとにまーっと頬が緩んでしまう。
彼からお見合いの打診が来たら絶対に何があっても受けるんだけど。
「LARGOのギタリストのタカト」
「って芸能人じゃない。しかも既婚者だし」
「そうなの。だから全員お断りってことー」
呆れてる千秋さんにふふんっと言い返す。
「そういうことね。タカトと比較されたら、そりゃあ全員お断りだわ」って簡単に流された。
「そういう千秋さんは?独身?彼氏持ち?」
千秋さんの隣には高級スーツに身を包んだイケメンが似合うと思うけど、ドクターもありかも。
「うふふ、わたしバツイチなの。若気の至りで結婚して早々に別れちゃった。今はもうめんどくさいから男はもういいかなーって感じ」
「若気の至り?」
「そう。大学時代の彼とね。ーーーま、私のことは東京に戻ってから飲みに行ったときにでも話すわ。別に隠すようなことでもないんだけど、勢いで結婚したけど、すれ違って別れたって感じ。よくある話なの」
予想外ではあったけど、この年になると人生いろいろあるなとは思う。
「千秋さんと別れるなんて勿体ない・・・」
思わずそう呟いてしまうとケラケラと笑われた。
「自分が恋愛から離れてるせいかもしれないけど、あのさっきのおまんじゅう配ってたあの子みたいな女子を見てると疲れるのよね」
「さっきは本気で助かった。今までは彼女の強烈アピールだったんだけど、一昨日の夜に告白してうまくいったらしいの。だからこれからは毎日イチャイチャしてるとこを見せられるんだわ。ぞーっとするんだけど」
どうしよう、途中で帰っちゃダメ?と言ったら「理事長に直訴してみれば?女子アピが強い若い子がウザいって」と笑われた。
現場でこういう冗談が言い合える相手が出来たことがたまらなく嬉しい。