離婚直前、凄腕パイロットの熱烈求愛に甘く翻弄されてます~旦那様は政略妻への恋情を止められない~
「私は桔平さんのほうこそ渋々結婚するのだと思っていました。私にはなんの関心もないんだって」
「じゃあ、あの涙は……俺のせいなのか?」
私は込みあげる羞恥に頬を染めてうつむく。
「気づくのが遅すぎます」
「――どうにかしてあの夜に戻れないだろうか」
彼が真剣な声でそんなことを言うのがおかしかった。桔平さんの長い指が私の顎を持ちあげる。熱をはらんだ眼差しが私を射貫く。
「あの夜、美紅は俺にキスしてほしいと思っていたのか」
「思っていました。ものすごく」
もはや開き直って私は告げる。クスリと笑う彼があまりにも妖艶で心臓がドクンと大きく跳ねた。
「過去には戻れないけど、ここからもう一度美紅と始めたい。離婚届は破り捨ててもいいか?」
「――はいっ」
(誤解だったんだ。桔平さんはちゃんと私と夫婦になろうとしてくれていた)
じわじわと喜びがこみあげてきて目頭が熱くなる。頬を伝う私の涙を桔平さんがぺろりと舐め取った。
「ひゃっ」
その声を遮るように彼の熱い唇が重なった。顎にかけられた手とは反対側の手が私の腰に回される。彼は私を強く抱き寄せてキスの雨を降らせた。唇がこじ開けられ、柔らかな舌が焦らすように私を刺激する。
「ふっ、あっ」
漏れる吐息は誘うように甘い。桔平さんは私の耳元に唇を寄せささやいた。
「美紅は知らないだろう? 俺はあの夜、本当は君を抱きたくてたまらなかった」
「じゃあ、あの涙は……俺のせいなのか?」
私は込みあげる羞恥に頬を染めてうつむく。
「気づくのが遅すぎます」
「――どうにかしてあの夜に戻れないだろうか」
彼が真剣な声でそんなことを言うのがおかしかった。桔平さんの長い指が私の顎を持ちあげる。熱をはらんだ眼差しが私を射貫く。
「あの夜、美紅は俺にキスしてほしいと思っていたのか」
「思っていました。ものすごく」
もはや開き直って私は告げる。クスリと笑う彼があまりにも妖艶で心臓がドクンと大きく跳ねた。
「過去には戻れないけど、ここからもう一度美紅と始めたい。離婚届は破り捨ててもいいか?」
「――はいっ」
(誤解だったんだ。桔平さんはちゃんと私と夫婦になろうとしてくれていた)
じわじわと喜びがこみあげてきて目頭が熱くなる。頬を伝う私の涙を桔平さんがぺろりと舐め取った。
「ひゃっ」
その声を遮るように彼の熱い唇が重なった。顎にかけられた手とは反対側の手が私の腰に回される。彼は私を強く抱き寄せてキスの雨を降らせた。唇がこじ開けられ、柔らかな舌が焦らすように私を刺激する。
「ふっ、あっ」
漏れる吐息は誘うように甘い。桔平さんは私の耳元に唇を寄せささやいた。
「美紅は知らないだろう? 俺はあの夜、本当は君を抱きたくてたまらなかった」