crass
このままだったら、私が
「押し倒してしまうから。」

私は蒼輔さんから離れて、
ベッドに腰掛けたら
ペットボトルの水を床に置いて
蒼輔さんは静かに追ってきた。

「それは、この置いた水を?」

座っている私の前に来て、
蒼輔さんに、とてもゆっくり、
私はベッドに寝かされた。

「それとも、俺を押し倒すの?」

分かってるくせに。

部屋を少しだけ綺麗にして
掃除をしておいてよかった。
と、思っていたら、キスをされた。

「亜輝…。」

音もなくて、何もない部屋で、
二人で、抱きあっていた。
これは、なんて言うんだろう。

なんで、こんなにも…肌が…
気持ちいいんだろう。
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