二次元の外には、予想外すぎる甘々懐妊が待っていました
「どうかな?」
「ど、どうと聞かれましても、その……」

(こう言う時、何を答えるのが正解なの……!?)

 香澄は、目を白黒させながら

「私は何を聞かれてるのでしょうか!?」

 正直に聞くことを選んだ。
 そんな香澄の鼻を、リョウは濡れた舌でペロリと舐めながら

「君の中に、入ってもいいかどうか、教えて」

 と、直球に聞いてきた。
 改めて言葉にされてしまい、香澄は恥ずかしすぎて仕方がなかった。
 けれど、一度その気持ちよさを知ってしまった。
 もっと知りたいという、生物としての本能からくる欲望に目を瞑ることは、香澄にはもうできそうになかった。
 香澄は、右手に感じるリョウの熱を感じながら恐る恐る聞いた。

「私の中に……これは入るのですか?」
「心配なら、もっと優しくする。だから、僕を受け入れて」

 香澄は、少しだけ考えた。
 でも結局、考えようが考えまいが、答えは一緒だった。

「よろしくお願いします」

 覚悟は、決まった。
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