90日のシンデレラ
あ、ちょっと待って!
そんな言葉を口にする前に、一糸まとわぬ無防備な姿をカレシの目前にさらけ出す。膝立ちした瑠樹の足の間に、生まれたままの姿の真紘がいた。
夏といえども夜中過ぎのこの時刻では、気怠い日中の熱は消えていて、空気はひんやりとしている。カットソーワンピースとブランケット、大事なところのささやかな布切れの守りがなくなって、夏の冷めた空気に触れた肌がキュッと縮こまる。
夜の帳で部屋は、依然、暗くて変わりない。この暗い視界では、裸身の真紘をはっきり凝視することはできないだろう。
頭ではみえてないとわかっていても、羞恥から反射的に真紘は右手で胸元を、左手で下腹部を隠した。
そんな真紘とは別に、もどかし気に瑠樹もルームウェアを脱ぎ捨てる。ばさりとベッド下へ、ふたり分のナイトウェアが積みあがった。
少しの間が空いて、恥じらう真紘の手が取られる。瑠樹がアクションに移ったのだ。
真紘の手を柔らかく捕獲して、体から引きはがし、そのまま横に広げてシーツに縫い留めてしまう。瑠樹の下でベッドに張り付けられた真紘ができあがっていた。
抵抗など許さない、そんな無言の命令とともに真紘へ瑠樹が覆いかぶさる。大きな熱量が、ドンという感じで真紘にぶつかってきた。
これはもう、いつもの瑠樹からでは考えられない余裕のなさだ一時時しのぎの簡素なシングルベッドの上で、ピタリと真紘と瑠樹は重なっていた。
そんな言葉を口にする前に、一糸まとわぬ無防備な姿をカレシの目前にさらけ出す。膝立ちした瑠樹の足の間に、生まれたままの姿の真紘がいた。
夏といえども夜中過ぎのこの時刻では、気怠い日中の熱は消えていて、空気はひんやりとしている。カットソーワンピースとブランケット、大事なところのささやかな布切れの守りがなくなって、夏の冷めた空気に触れた肌がキュッと縮こまる。
夜の帳で部屋は、依然、暗くて変わりない。この暗い視界では、裸身の真紘をはっきり凝視することはできないだろう。
頭ではみえてないとわかっていても、羞恥から反射的に真紘は右手で胸元を、左手で下腹部を隠した。
そんな真紘とは別に、もどかし気に瑠樹もルームウェアを脱ぎ捨てる。ばさりとベッド下へ、ふたり分のナイトウェアが積みあがった。
少しの間が空いて、恥じらう真紘の手が取られる。瑠樹がアクションに移ったのだ。
真紘の手を柔らかく捕獲して、体から引きはがし、そのまま横に広げてシーツに縫い留めてしまう。瑠樹の下でベッドに張り付けられた真紘ができあがっていた。
抵抗など許さない、そんな無言の命令とともに真紘へ瑠樹が覆いかぶさる。大きな熱量が、ドンという感じで真紘にぶつかってきた。
これはもう、いつもの瑠樹からでは考えられない余裕のなさだ一時時しのぎの簡素なシングルベッドの上で、ピタリと真紘と瑠樹は重なっていた。