リボンと猫耳と魔法使い
ドロリとした蜜のような熱を目に込めながら、ハリーはエリーの頭にキスを落とす。いきなり自分の頭に猫耳と尻尾が生えてしまったエリーは耐えられず泣いてしまう。
「ううっ……戻してください……!こんな姿じゃ、仕事できません……!」
「仕事?しなくていいよ。パンが作りたかったら、この家にあるキッチンで作ってよ。僕とエリーの分。エリーのおいしいパンは僕だけが知ってればいいから」
涙をペロリと舐められ、初めての感触にエリーは悲鳴を上げて逃げようとするものの、体はガッチリとハリーの両腕に捕えられている。
「永遠に君は僕のものだよ」
妖艶に微笑み、ハリーの顔が近付いてくる。もう一度キスをされるとエリーが身構えた刹那、遠くで小鳥の囀りが聞こえた。
「ハッ!」
エリーが飛び起きると、着ている服はロリータワンピースではなく、ゆったりとしたパジャマだった。部屋も広々としておらず狭く、天蓋付きのベッドなどもない。そのことにエリーは安堵し、息を吐く。
「夢でよかった〜……」
「ううっ……戻してください……!こんな姿じゃ、仕事できません……!」
「仕事?しなくていいよ。パンが作りたかったら、この家にあるキッチンで作ってよ。僕とエリーの分。エリーのおいしいパンは僕だけが知ってればいいから」
涙をペロリと舐められ、初めての感触にエリーは悲鳴を上げて逃げようとするものの、体はガッチリとハリーの両腕に捕えられている。
「永遠に君は僕のものだよ」
妖艶に微笑み、ハリーの顔が近付いてくる。もう一度キスをされるとエリーが身構えた刹那、遠くで小鳥の囀りが聞こえた。
「ハッ!」
エリーが飛び起きると、着ている服はロリータワンピースではなく、ゆったりとしたパジャマだった。部屋も広々としておらず狭く、天蓋付きのベッドなどもない。そのことにエリーは安堵し、息を吐く。
「夢でよかった〜……」