最強王子とフェンス越しの溺愛キス
『友達!!美月と私は友達!!』
真白ちゃんがそう言ってくれた時、私は本当に嬉しかった。
私を友達だって言ってくれて、一緒に帰りたいと言ってくれて。
私は、本当に嬉しかったんだよ。
「(初めて出来た、私の大事な友達)」
絶対、死んでも守る――
そう決意した瞬間。
新島が私の向きをクルッと変える。そして後ろから、力の限り抱き着いてきた。
ギリッ
「っ!?」
「は~やっぱ、無理やり感が出るのは後ろからだよなぁ?燃えるねぇ」
「(く、るしぃ……っ!)」
ギュウと、執拗に私の体を抱きしめる新島。そして、まるで堪能するように、ゆっくりと手が動く。
足や腰や、お尻や、そして――胸。
あと少しで胸に触られる、という時に。私は、やっと声が出せた。
「や、めて……そこは、触らないで……っ」
「さっきの強気な態度はどうしたぁ?まあ、嫌がるのを組み敷くのが最高にそそるよなぁ」
言うと新島は、すぐに私の手を床につかせた。
四つん這いになっている状態に耐えられなくて、ギュっと目を瞑る。
「じゃ、もう始めちゃおうかぁ?」
「ッ!?」
ピシッと。
心にヒビが入る音が聞こえた。